ヒゲの雑学

ヒゲの種類とその形

ヒゲには、その生える場所や生え方によって名称が付けられています。
主流ともなる口髭・あご髭・ほお髭などの他、無精髭といったものもありますね。
どのように髭の形を整えるかは場所にもよりますが、まずは本人の好みや形に合わせて…となります。

①口髭(ムスタッシュ)

ご存知、鼻の下に生える髭で、ヨーロッパやイスラム圏の男性には定番となっています。
カイゼル髭…逆「ヘの字」。ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の髭から名づけられました。
どじょう髭…その名の通り、どじょうに似た髭。口の両端にまでちょろっと伸びた毛をいいます。
ちょび髭…口ひげの長さが鼻の横幅とほぼ同じになるようにカット。
チャップリンの髭がこれにあたり、コミカルなイメージをもたれています。

②あご髭

あごの部分に生えた髭です。
アメリカ合衆国大統領リンカーンのあご髭は有名で、これを真似たスタイルを「リンカニック」と呼んでいます。

③ほお髭

モミアゲからほおの部分を覆うように生えているヒゲで、ワイルドな印象が強いヒゲ。
日本人にはあまりみれらませんが、アメリカなどではよく見かけるスタイルです。

以上が代表的な髭ですが、他にもラウンドヒゲ(口の周りに生えているヒゲ)やフルフェイス(顔全体を覆うかのように生えているヒゲ)、
無精髭(伸び放題にしている状態のヒゲ)など…さまざまです。

ヒゲはどうして生えるのか?

ヒゲが生え始めるのは思春期と呼ばれる時期です。
この頃になると第二次性徴がおこり、脳から体にホルモン分泌を活性化するように指令がでるのです。
男性では男性ホルモンであり、それに伴い骨が太くなったり肩幅が広くなるなど…男性らしい体格へと変化していくのです。
体毛も、この男性ホルモンによりヒゲも硬く太いものへと変化します。

ヒゲがどうして生えてくるのか…その理由は、はっきりとはわかっていません。
が、ヒゲ以外の体毛についてはいくつかの説がいわれています。

それは、皮膚への物理的な衝撃に対して体毛がクッションのような役割をする事寒さや熱さへ適応させるための保湿機能断熱機能、さらには紫外線を遮る役割をもっている…といった説が有力となっているのです。

しかも体毛には感覚器官としての役割があることがわかっており、小さい振動などを察知することができるのです。
まるでセンサー並の能力であり、脱毛するとこの機能が著しく低下してしまうことになるのですから、剃ってしまうことは思わぬ怪我を呼ぶ?
そういわれてみれば…ちょっと思い当たる事もあるのではないでしょうか。

ヒゲがどうして濃く太く伸びてくるかは、まだその確かな理由は不明ですが、他の体毛の役割からもなにかしらの理由があって生えてくる…と考えられます。
そう考えると、毎日けなげに伸びてくるヒゲへのイメージもちょっと変わってきますね。

ヒゲは1日どれくらい伸びる?

毎日剃っても剃ってもちょろりにょきにょきと生えてくるヒゲ。
剃るのも面倒なこれは、1日にどれくらい伸びているのでしょうか?

ヒゲを1日放置しただけでも、見た目的にかなりの伸び率を実感しますが、大体0.2ミリから0.3ミリほどの伸び率となっているようです。
髪の毛が1日に0.3ミリから0.5ミリほど伸びると言われているのと比べてみても、ヒゲの方がちょっと短いですね。
それでも、伸びている感じを強く受けるのはヒゲ。
やはり目立つ場所に生えているから、こうも早く伸びるように感じるてしまうのでしょうか。

ちなみに、ヒゲの伸びやすい時間帯というのがあるそうです。
1日でヒゲが最も伸びるのが午前6時から10時くらいの朝方で、その時間を過ぎると伸びるスピードも遅くなる…といわれています。
お昼ごろが一番伸びにくくなるそうですが、夕方にはまた伸びやすくなるというのですから、
これらの時間にあわせた髭剃りをしたほうが、その伸び具合を人様に見せないですみそうです。

さらに、時間帯だけでなく季節的にも伸び率が変わってくるのだそうです。
春や秋といった気候的にも凄しやすくなった頃が一番伸びやすく、冬の寒さ厳しい季節はヒゲの伸びも悪くなるのだとか!?
さすがに、ヒゲも寒さには弱いということでしょうか。

とはいえ、ヒゲの伸び率は個々によって異なります。
個人差がありますので、上記の事は、あくまでも一般的な平均値といったものとなります。

ヒゲも白髪になるって本当!?

ヒゲも髪と同じように白髭となります。
というよりも、毛はもともとは白いのです。

毛というのは、毛根にある毛乳頭という毛細血管から栄養を取り込んで生成されていきます。
この毛乳頭の周囲には毛母細胞があり、それが分裂して毛が作られるのですが、この時点ではまだ白いままです。
これにメラノサイトという細胞が黒い色の元となるメラニンをのせることにより、毛が黒くなるのです。

ですから、髭が白くなるということは、このメラノサイトがうまく機能していないということです。
その理由としては、加齢や血行不良、栄養不足、ストレス、睡眠不足などで細胞が弱ってしまった為…と考えられます。

加齢によるものは仕方が無いにしても、他の原因であれば元の黒々としたヒゲに戻すことも可能です。
要は、メラノサイトが作られるように環境を整えてあげればいいのです。

女性のヒゲと男性のヒゲはここが違う!

実は、女性にもヒゲは生えます。
とはいえ、女性の場合は男性のように濃くて太いものではなく、産毛程度です。
男性の場合では太くて濃いヒゲが生えるのに…どうしてもこうも違うのでしょうか?

それは、男性ホルモン量の違いといえます。
分泌量が違うからこそ、ヒゲにもその違いが表れるようになるのです。

ただ、女性でも男性ホルモンの分泌量が多いとなると、それがヒゲにも影響して太く濃くなります。
どうして男性ホルモンが増えてしまうかというと、脳から出されるインスリンの作用が強く卵巣に影響を与えるためです。
このことからも、更年期における女性ホルモンの減少時には要注意といえます。
女性ホルモンが減少して男性ホルモンが多くなってしまいがちなのですから、更年期に入ったらヒゲが濃くなった…となってしまうのですね。
この話は別に珍しくないですから、女性は将来的にはヒゲが濃くなってしまう可能性があるといえます。

ただ、最近はストレスや過激なダイエット、疲労などが原因となってヒゲが濃くなってしまった…といった、ヒゲに悩む女性が増えているようです。
これは原因を改善すれば元に戻りますから、若いのにヒゲが濃い…なんて人は、まずはホルモンバランスを整えるようにしていきたいですね。

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